センターについて

教師教育研究センター

平成19年4月、全学の教職課程科目の運営とクオリティーの一元的な管理を目的に教師教育研究センターが教育学部附属施設として設置されました。また教員免許更新制度の導入にあわせて、島根県をはじめとした中国地方全域において円滑で意義のある免許更新講習のための基盤整備をすすめています。

教師教育研究センターの名称にも特徴づけられておりますが、当センターは優れた教師を育てるための教育についての研究と、その支援をおこなう試みを積極的にすすめています。個々の教師を養成する教員養成教育だけではなく、地域と社会を育てる人材として教師を位置づけ、そうした人材を育てる教育のあり方や方法論の研究に取組んでいます。

これらの取組みをもとに、地域とともに未来を創造する人材の育成を可能にする教師教育の提案と実践をめざしています。

 

 

教職課程管理部門について

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教職課程管理・運営部門は、国立大学法人島根大学の教育学部以外の学部・学科の学生を対象にした教職課程とそこで開講される科目を一元管理しています。

これまで各学部や学科がそれぞれに開講していた教職科目を一元的に管理・運営することを通して、教職に関係する講座を効率的に開講し、それぞれの科目のカリキュラムの相関性を高めることなどの教職課程全般にわたる恒常的な改善に取り組みます。

さらに、島根大学で教育職員免許状を取得する学生の皆さんに、学部や学科の別なく教員としての共通した理念を伝えるためにも、教職課程の一元的管理と運営は教師教育研究センターの重要な役割として位置づけられています。

 

 

教師教育研究部門について

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教師教育研究開発部門は、「教員を養成する教育活動」に加えて「教員を対象にした教育活動」をおこなうために必要な研究と、そのための支援をしています。

教育職員免許の更新制度の導入を取りあげるまでもなく、教員として教育の現場に入っていった卒業生の皆さんを支援する観点からも、大学が優れた教育活動の情報とアイデアを学ぶ場を提供し続けることを目指しています。

そのため、本学の教員養成とその仕組みの向上への努力を積極的に学外に公開し、外に開けた教師教育システムを目指します。また国内外の教師教育への取組みやその動向を注視し、世界的にも優れた教師教育の理念の探求とその実践を目指します。

こうした目的を持って「教育」と「教師教育」の分野で国際シンポジウムの開催や、国内外の優れた研究者との連携とその仲介などの国際交流事業も進めています。

 

  

 

学生ワークステーション

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